
【波】に関する知恵袋
【質問】
様々のシーンのビデオを考えると、ずっとテレビで放送される映画を見ていて思うんですが、地上波になってからおかしいと思うところがあるんです。同じ映画でもDVDではなんともない場面が、知恵袋を分解していくと、テレビで放送される場合、知恵袋です。また、銃撃戦や爆発のフラッシュシーン、人や物が激しく動くシーンになると画面の動きが鈍ったり(?)濁ったり(?)している気がするんです。上手く言い表せないんですが、これが気になって仕方がありません。地上波ということに問題があるんでしょうか?様々のシーンのビデオを説明します。まず、誰か原因が分かる方いませんか?
【解答】
よく気がつかれましたね。従来のアナログのビデオ(TV放送)は、映像の基本である30枚/秒の静止画の集まりで構成されていました。(厳密にはインターレース方式の60枚なのですが)しかし、DVDビデオの頃から、この図式は崩れてしまいました。まずDVDビデオは「MPEG2」という圧縮された方式で記録されています。30枚/秒の静止画は存在せず、まともな静止画は、2枚/秒の静止画があるのみです。2枚/秒では、とてもスムースな動きになりませんよね。知恵袋を紐解くと、そこで、その2枚以外の「絵」(静止画)は、直前の「絵」との違いのみの部分だけのデータで補完しているのです。どうしてそんなことをするのかというと、記録するデータ量を減らすためなのです。この事を、映像圧縮といいます。もし、様々のシーンのビデオについて考えてみると、この圧縮を行わないとすれば、2時間のDVDビデオは25-30GBのデータ量になってしまい、とてもDVDのディスクには収まり切らなくなってしまうのです。しかし、直前の「絵」との「差」の部分だけをもってくるという、そんな子供だましの手法で30枚の「絵」に相当する映像を作れるのか?そのあたりが最近の技術のすごいところなのですが、動きの緩慢なところではそれで良しとしても、動きが速くなり、直前の「絵」との差が大きくなりすぎるとどうなるか?推して知るべし、です。ましてや、様々のシーンのビデオを言及していくと、地デジは一応HD(ハイビジョン)です。従来のアナログ放送(ビデオ)の5-6倍の映像情報量になりますから、知恵袋に対しては、その情報量を限られたTV放送の電波の伝達可能容量内に収めるために限度があります。その範囲内で、動きの速い部分では、どうしてもごまかした部分(部分絵)での「粗」が見えてしまうわけです。むろん他の回答者のおっしゃるTVの変換性能による部分もありますが、もとの映像を忠実に再現する構造にはなっていないため、基本的に無理があるのです。でも、「大半の方は気がつかないでしょう」という観点から....